打ち砕かれた夢!返してくれ!僕のムフフな時間!!
僕が20代半ば頃のお話し。
北見市方面の小さな町でお仕事があったので、
関係者と共に、あるビジネスホテルに泊まりました。
仕事の仲間たちと、ホテルのそばにある居酒屋でひとしきり飲み明かし、
22時頃にホテルに戻りました。
お酒を飲んだ後、一人でホテルの部屋にいると、チョット、人肌が恋しくなってきました(*^^*)
そのころは、夜な夜な、欲望の街ススキノのキャ○クラで、楽しい時間を過ごすことが多くなってきたこともあり、
この小さな町に、そういうところは無いかと探したものの、無さそう・・・
かと言って、まだ眠くないし・・・。
そうだ!ホテルのムフフなビデオでも・・・。と思い、ホテルのテレビを見たところ。
ホテルのテレビの横には、コインを入れる箱が。
[こんな感じのテレビでした]
昔の旅館によくある、コイン式のテレビ。有料放送を見るためには、コインを入れるタイプ。
今のようなテレビカード方式ではなかった。
ま、いいか。
テレビをチャンネル1に切り替え、100円を取り出し、チョットだけ期待しながら、投入。
そして映ったものは・・・
「DVD Player」のロゴ。
「・・・・・・・・ん?」
10分後「ざーーーーーーー」
有料放送終了。
「・・・・・・・・なに?これ?」
多分、管理室で、DVDを流す方式の有料放送。もしかして、DVDプレーヤーにDVDを入れ忘れた?放送し忘れ?
「なんだよ!うつんねぇじゃん!!」
とテレビを バン! とたたいたら、裏から100円玉が「チャリーン」
よく見ると、さっき僕が期待と不安を胸に投入した100円玉でした。
「はて・・・?」
後ろを見ると、100円玉を投入したの箱が空いている状態。
「空いてる。」
何も映らない有料放送と、戻ってきた100円玉。
期待を胸に投入した100円玉。
ムフフな時間を期待した僕の夢は、見事に打ち砕かれました。
「・・・・寝よう」
次の日の朝、フロントにいるおじさんが元気な声で
「おはようございます〜!」
と言っている声が無性にイラッと来たは内緒です^^;